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それぞれの住まいづくり

本当の豊かさとは? ゆったり流れる時間だったり、心やすらぐ空間だったり…。 sloeに生きるための住まいづくりを応援します。

満足のマンションリノベ ~その4

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箱入り猫(本文無関係)

マンションは年代によって内部の造りが異なります。
それにより、リフォームでできる範囲が制約されることもあります。

大まかですが1990年代までの築30年以上経つものは、バリアフリーではなく、
床はカーペットやフローリングなどの仕上げ材がコンクリートスラブに直接貼られています。
配管の必要な水廻りは床が一段上がっていることが多く、
トイレや洗面に段差があります。
また、キッチン近くにPS(パイプシャフト)があり排水管が縦に通っています。
つまりキッチンは動かせないか、段差をつけて多少動かせる程度となります。

2000年以降に建てられたものは、スラブに段差をつくり、
排水スペースを確保、仕上げはバリアフリーとなっています。
だた、スラブに段差があるため、その範囲内でなければ水回りの位置を変えることはできません。
どうしても位置を変えて、なおバリアフリーに、
となれば、すべての部屋の床を二重床としてコストがかかってしまうことになります。

ここ10年~15年くらいの築浅のマンションは、
はじめから二重床になっていることが多く、リフォームの際に水廻りをある程度移動が可能です。

水回りの移動で一番考慮が必要なのが、排水です。
排水の縦配管は決まった位置となっているため、
そこまでの排水の接続ができるか、
接続管の向きはどうか、
距離に対する勾配が取れるか。
トイレやユニットバスは位置を変えず、
洗面やキッチンは向きを変えたり、多少ずらしたり、
程度の変更にとどめてプランすると、
余計なコストをかけずに、使いやすいリノベができると思います。

新築マンションに比べ、中古マンションはコスパがいいのに、
リノベで新築のような住まいに変えることが可能。
プランと工夫次第なのです。

購入前から設計者に相談したり、見学に同行してもらったりして見極め、
希望を予算内でどう叶えるか、
一番いい方法の提案はプロならではです。
経験豊富で提案力のある設計者に入ってもらうことをお勧めします。

シリーズ関連記事 
満足のマンションリノベ
~その1
~その2
~その3


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HN(ハンドルネーム)えぬ
一級建築士事務所を開設しています。
居心地のいい住まい、
そして美しいたたずまい。
そんな住まいをこころがけています。
店舗デザイン、インテリアコーディネートも得意分野。
エコでスロウな生き方がしたいなぁ。

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