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それぞれの住まいづくり

本当の豊かさとは? ゆったり流れる時間だったり、心やすらぐ空間だったり…。 sloeに生きるための住まいづくりを応援します。

先を考えること

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高齢者と、身内を始め仕事でも関わることが多くなってきました。
元気なうちは、たとえ80歳を超えていても、
老いというものは他人ごとだったりするものです。
歩くのがゆっくりになってきておや?と周囲が思っても、
本人は気づきません。

高齢者の住まいは、歩くのがおぼつかなくなってしまうのがもう近いということを認識しなければなりません。
転倒防止を重点に置き、長い廊下を歩いて夜中にトイレに行く、
等の間取りは解消すべきです。
でも、元気なうちは他人事で、ほんの数年先にどうなるかなど
考えないものです。
以前、リフォームの打ち合わせで、寝室のすぐそばにトイレをプランしたところ、
1階にトイレを二つもいらないと言われました。
信用されていないのか、こちらの助言には耳を貸しません。
今あるトイレの近くを寝室にするプランも却下。
高齢のクライアント曰く、
いくら広い家だって言ったって、しょせん家の中よ。
どれほど歩くっていうの?
今までだってこうして暮らしてきたんだから。

結局、やっぱりトイレが必要ということにはなりましたが、
打合せの期間に足や腰に不具合が出て、やっと気付かれたようでした。

施設には入らないと頑張っていた身内は、
ほんの1年で急にフレイルが進み、歩けなくなってしまいました。
赤ちゃんが1年でものすごくいろんなことができるようになるのと反対に、
高齢者は1年でいろんなことが急激にできなくなるということを思い知りました。
もう1か月早く説得しておけば、と思うことしきり。
本人もやっぱり施設しかないと悟り、
こんなになるとは思わなかった、といつも口癖のように言っています。

急に衰えたように見えますが、実はじわじわ時間をかけて衰えは始まっていました。
そうなる前に、
今できる、’負荷をかけること’を日々続けるといいのです。
骨や筋肉は多少負荷をかけないと衰えていくからです。
筋肉が衰えると姿勢を保つこともできなくなってきて、
転倒しやすくなったり、転倒すれば骨折などの大きなけがをしやすくなります。
入院して、1週間でも動かなければ、
補助なしで歩くことはできなくなるのです。

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テーマ:老人介護 - ジャンル:ライフ

  1. 2021/12/21(火) 17:16:07|
  2. 住まい
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プロフィール

enusu

Author:enusu
HN(ハンドルネーム)えぬ
一級建築士事務所を開設しています。
居心地のいい住まい、
そして美しいたたずまい。
そんな住まいをこころがけています。
店舗デザイン、インテリアコーディネートも得意分野。
エコでスロウな生き方がしたいなぁ。

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