
このところ高齢の母を病院に連れて行くことが多くなりました。
自分自身も老いを感じ始めていますが、
後期高齢者のそれはそんなものじゃありません。
「生きる」のが大変、ということは、
立ったり座ったりすることすら大変ということ。
骨の変形により腰に炎症をおこしてしまい、
今は痛くて横になることすら大変になってしまった母をみていて感じます。
炎症が治まり、痛みが取れて動けるようになっても、
衰え続け無くなる寸前の筋肉のせいで骨の変形はもっと進んでしまうかもしれません。
こうして人は寝たきりに移行してしまうのかもとふと思います。
運動しない(習慣がない)
↓
筋肉が衰える
骨密度が減る
↓
姿勢が悪くなる(動くのがどんどんおっくうに)
↓
圧迫骨折(入院)
↓
リハビリ
↓
一旦回復
↓
リハビリ終了と共にまた運動不足(さらに動くのが大変に)
↓
筋肉減少が深刻なほど進む
↓
姿勢が保てず骨の変形進む・心臓や腎臓の衰え
↓
骨の周辺の炎症
↓
…まだ間に合うのでしょうか…
運動の
習慣はすごく大切なことなんじゃないかと感じるようになりました。
筋肉は運動以外で増やすことはできないからです。
これは
習慣にしなければいけません。
やめた時点で若者ですら筋肉はあっという間に減ります。
毎日、毎週、定期的に習慣にすること。
一生続けなければなりません。
がんや心臓病などの疾病で内蔵が先に駄目になればベッドでの闘病は数か月で終わるでしょう。
でも、体が先に駄目になったら何年も介護が必要な状態が続きます。
「生きる」のが大変な状態で何年も自力で動けない生活が続くのは本人もつらいと思うのです。
健康のためにと、メタボなどの成人病予防に食事制限などが言われていますが、
運動習慣のほうがはるかに大切なんじゃないかと感じるこの頃です。
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- 2017/11/08(水) 12:30:00|
- 徒然
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