↑どうでもいいことに労力を使う息子(本文無関係)本設計になって細かな納まりなどを検討し、
納まり図なるものをいつも描きます。
軒や庇の納まりや、建具・天井・間接照明器具の納まり、
造作家具のちょっとした納まりなど、
一見、機能さえ満たせばどうでもよさげな部分だったりするのですが、
できたときに全く違う美しい仕上がりになります。
でも、出来上がるまでなかなか理解してもらえないこともあります。
設計者の独りよがりかわがままととらえられ、
少し手間のかかる納まりに低頭お願いすることも…。
出来上がれば、ちょっとした納まりの工夫が積み重なって、
すっきりと美しい線や空間となります。
いい監督さんにあたると、こちらの意図をよく理解していただき、
私以上に納まりを考えたり、先に気が付いてくださったりするので、
出来上がった現場が想像以上に美しくて驚くこともあります。
過去にそう言ったいい監督さんに4人ほど巡り合いました。
諸事情で、今は一緒にお仕事ができない方もいますが、
現場は監督次第だということを強く感じるこのごろです。
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- 2015/07/27(月) 15:26:18|
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