カラフルなタイル(現場から~本文無関係)今年に入ってから、オーバーキャパの仕事が続き、
生活する時間も、睡眠の時間すらとれずにいました。
お断りした仕事もあったのですが、
それでも、一人でできる仕事の量をはるかに超えてしまいました。
生活する時間とは、家事、みだしなみ、家族との会話など、
人が生きるために必要な最低限の時間です。
毎日18時間~20時間仕事に追われ、
死なない程度の睡眠時間です。
企業だったらブラックもいいところです。
工期のため、最低3か月はかかる仕事をその半分の期間で仕上げなければならない物件だったり、
とても細かで繊細な打ち合わせや設計が必要な物件だったり、
そのほかにも物件が多数重なりました。
急ぎじゃないからとクライアントから慈悲(?)をいただき、
お待たせしてしまった物件もあります。
寝ないと効率が悪いのは重々承知していても、
明日の朝までに仕上げなければ終わらない(寝られない)
の連続です。
TODOリストは消しても消しても減ることはなく、増える一方でした。
家事はすべて家族任せ。
食事も時短のため、ながら食事が続きました。
ですが、5月に入ってやっと、TODOリストも減ってきて、
人間らしい生活に戻りました。(睡眠時間が、ですが)
今回のことで、とても教訓になったことがあります。
ゆとりがないと、先回りした思考ができずミスにつながる、ということ。
本来、クライアントのために多々試行錯誤を重ねるのに、
それが時間の制約で十分できないということ。
心のゆとりをなくし、カリカリした態度になりがちになるのもいけません。
断る勇気が必要だということ。
それには、ビジネスとして成り立つ単価を自分で把握しなければならないということ。
自営業者に陥りがちな、来る仕事拒まず、仕事の安売り。
これでは自分の首を絞めるだけではなく、
仕事のクオリティーにも響きます。
一番大切なまごころを失いかけ自分を戒めているところでもあります。
そろそろ、自営業者としての自覚を持ち、
マネージメントもおろそかにせずにやっていかなくちゃいけない!
と感じるこの頃です。
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- 2015/05/13(水) 15:25:18|
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