
国の借金が800兆とかって、天文学的数字になっちゃってるけど、
あまりに天文学的数字すぎてピンと来ない人がほとんどでしょう。
もう少し身近な数字に置き換えるとわかりやすい。
1億という大雑把な日本人口で、割り算してみると、
一人あたり
800万円ってことになります。
つまり、4人家族だと3200万円になるわけで、
新築一戸建てを建てちゃったくらいに該当します。
住宅ローン並の税金を毎月なんらかで納めていかないと、
借金は返せないってことだ~!?
しかもこれが借金だけの話だから大変なわけです。
なきゃないで、ないなりの生活ってものがあります。
以前TVで1ヶ月1万円生活、なんてのをタレントさんがトライするのやってました。
まぁ、それは極端でかなり無理はあるが、
たとえば、今の半分でやりくりするしかないってことになったら、
ぎりぎりの優先順位をつければ、
なんとか最低限、人間らしい生活でやってっけるものじゃないかな?
地方交付金のぶんどり合戦をやっている間は節約は無理。
やっぱり仕組みを変え、自分たちの地域さえよければって考えを改め、
龍馬みたいにグローバルに、
せめて日本のため、くらいの感覚を持ち合わせたいものです。
無いなら、無い中でできることだけを厳しくピックアップしなければなりません。
交通量の少ない
農道が、いつのまにか
立派な歩道付き道路になっちゃったり、
1分間に
1台しか通らない
有料バイパスを造ってみたり、
維持管理に年間10億かかる音楽ホールを建てる計画をしてみたり、
歩道の整備に
御影石の花壇をずらりと並べてみたり(リブブロックじゃだめだったの?)、
市民の7割が遠くなる場所に保健所を移転し、
立派すぎる建物を新設してみたり、
無用なほど立派な公式屋内プールやスケート場を造ってみたり、
市街地から
車で30分もかかるところに
スポーツ施設をつくってみたり、
(
利用者は平日は10人くらいです)
交付金のためだけに
100億の予算をつけて
子供施設を造ってみたり…。
身近な無駄を数え上げるとキリがないのに、
減らすものはないという。
例えば、こういった無駄な公共工事が50万人都市(キリのいい数字で)で行われたとすれば、
100億かかるってことは一人2万円使ったってことになって、
4人家族で8万円出したってことになる。
8万円払ってまで子供施設建てて欲しかったかっていえば、
大抵の人はノーでしょう。
根本的な体制(自分の地域さえよければっていう)が変らなければ、
どれだけ消費税が上がろうが、
借金は減らないし無駄はなくならないと思うのです。
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テーマ:政策 - ジャンル:政治・経済
- 2010/09/02(木) 19:25:12|
- 徒然
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